中谷風の瀋陽日記

 気温
 数日前に気温のことを書いたら、色々と反応があった。この時期、日本がまだ暑かったせいだろうか、最低気温5℃という世界が遠いことのように思えたのかもしれない。そして、今日、なんと最低気温0℃、最高気温14℃となった。確かに太極拳に行く朝の自転車は軍手では指が冷たく、耳も切られるような寒さだった。息せき切っていつもの練習場所に行ったら、その場にいたのは私より少し若目のオジサンと70歳をとうに過ぎたお爺さんの二人、男ばかり3人で先生以下10人以上の人を待っていたが、誰も現れなかった。途中で判明したが、ここにいる3人はいずれも昨日の練習には参加していなかったのだ。とすると、誰かの何かの事情で、今日の練習は取りやめになったに違いない。そのこと自体とても珍しいことだ。なぜなら、雨と雪以外にはこの太極拳は年中無休だと聞いていたのだから。
 明日行けば、その事情も分かるのだが、明日は、大連にむけて、朝6時過ぎには宿舎を後にする。
 だから、これは謎のままになるかもしれない。