2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

中谷風の瀋陽日記

読書会 『1Q84』の読書会をやっとできた。日本語が得意な2人の男子学生の提唱で、懸案の読書会を計画から2か月目でやっと開くことができた。卒業生が男子3名、女子2名、現3年生の女子が4名、そして、私の計10名が青年大街の「スターバックス}に集…

中谷風の瀋陽日記

整形 日本に留学する女子学生の間で密かにブームになっているのが、瞼の二重整形手術だとか。少なくとも2名の女子が一重瞼を二重に整形している。一人は母親の強力な薦めで、この夏の間に手術をした。母親自身が若い頃したかったことなので、娘にも大学生に…

中谷風の瀋陽日記

書法 昨日は2週間ぶりの書法の稽古の日、先生の希望で火曜日の午後に実施することに変更した。今書いているのは、「唐劉禹錫『陋室銘』」である。7月下旬に次回の課題として出されたのだが、9月になって、前回やっと書いて持っていくと、「込み入っている…

中谷風の瀋陽日記

インク 瀋陽で買ったプリンターはキャノンのPIXIMAip2780という機種。確か700元ぐらいで買えて、さすが中国に来るとプリンターも安いと思っていた。ところが、インクが切れると(これはかなり早くなくなる)毎日の教材の印刷などに必要なので、背に腹は代え…

中谷風の瀋陽日記

切符 中国の列車の切符を初めて手にした。午前中、大連行の残りの料金を納め、合わせて列車の切符を受け取るために、旅行社に出かけた。10月4日の分は昨日(日)に手に入ったそうだ。どのような切符も、10日前にならないと買えないらしい。3日の分は一昨日に…

中谷風の瀋陽日記

脱北 韓国映画『クロッシング』を見た。日本人教師で貸してくれる人があって、先日借りていたのだが、今日の午前中にやっと一通り見た。(すべて韓国語。英語バージョンにできなかった。)監督は有名なキム・テギュン、主演はチャ・インピョ、シン・ミョンチ…

中谷風の瀋陽日記

写真 久しぶりに、何もない土曜日を迎えた。先週は、瀋陽の日本人教師の集まりがあって、その後歓迎会をした。新しいメンバーを迎えたが、いずれも、ユニークな人材が今回も揃っている。いずれその報告もしたい。 写真がたまっていて、アップロードする機会…

中谷風の瀋陽日記

今津線 学校の書棚にたまたま有川浩「阪急電車」があった。かつて、逆瀬川に12年程住んでいたので、懐かしさで一挙に読み終わった。構成も筋の運びも意外と面白かった。こちらに来ると、何故か日本語のものが妙に読みたくなったりする。一種の郷愁なのだろう…

中谷風の瀋陽日記

季節 こちらは季節の移り変わりがとても速い。8月一杯は日本と変わらない暑さだったのだが、9月に入ると急に朝晩の冷え込みが感じられるようになった。特に、朝6時前後の太極拳に行くときは9月初旬でも空気は肌寒く感じたものだ。9月下旬になった今は最…

中谷風の瀋陽日記

文旦漬2 出来上がった文旦漬けを我々の職員室に持って行った。学生と話しをしていたアユさんと相手の学生に試食を薦めると、一口食べておいしいと言ってくれた。調子に乗って、みんなに食べてもいいですよって伝えてよというと、女子学生は「嬉しい。じゃ持…

中谷風の瀋陽日記

文旦漬け この記事は16日に書いていたのだが、突然消えてしまったので、書き直しになる。 中国では、仲秋節の前になると月餅などとともに『蜜柚』と名付けられたザボンよりも大きい柑橘類が売り出される。麗々しくビニールで覆いをされ、その上から赤いネッ…

中谷風の瀋陽日記

大連 国慶節の連休はなんと10月1日から10月7日まで 8日間もある。その間、一人で鬱々しているのも芸がないので、大連へ旅行しようと考えた。マエさんに紹介された旅行社に電話したら土日は休みだとのこと。(ふーん中国では旅行社も土日は休みなんだ…

中谷風の瀋陽日記

9.18 携帯に突然見知らぬメールが入った。マンションの業者や宝石、輸入品業者からメールが入るのは度々だが、今日のそれは変わっていた。「今年の9月18日は9.18事変80周年です。安全に暮らしてこそ、危機を思い、警鐘を長く鳴らし、国を富ませ、軍を強くし…

中谷風の瀋陽日記

ネット 昨日のブログは、題字だけで記事がない。実は、通じにくいネットを使ってブログを書いていたので、初めに、題字を打ち込んだ状態で。文字の確定の意味でリターンキーを押したら、アップロードの画面になってしまった。 そのカバーに、一生懸命記事を…

中谷風の瀋陽日記

書 書道を9月以降も継続することにした。久しぶりに連絡を取った、わがまま弟子の私を、先生は待っていてくれたらしく、仲秋の連休の最終日に指定した私の稽古に付き合ってくれた。9時半から12時まで、みっちり2時間半なのだが、決して退屈はしない。おまけ…

中谷風の瀋陽日記

清・永陵3 浅田次郎の小説の題名が間違っていた。「中原の虹」だった。読んでから半年も経っていないと思うのだが、記憶力がますます弱くなっている。 さて、永陵の中はいまは整備されているが、世界遺産の指定前、あるいは戦前(満州国の時代)はどうだっ…

中谷風の瀋陽日記

清・永陵 今日が仲秋の名月、中秋節n連休の最終日だ、間もなく学生たちや先生が学校に帰ってくるので、インターネットを自由に使えるのも、これであと1時間足らずだと思う。急いで、残りのブログを書いてしまおう。 ネットの契約について、この欄で相談し…

中谷風の瀋陽日記

本渓水洞? 水洞の中は冷たく、水温と同じ5℃であった。これに備えて長袖の上着を用意していたが、お仕着せの厚手の防水衣なしでは、寒くて凍えてしまいそうだった。約20分の船旅が終わって、洞窟の外に出ると、まだ夏の日差しが暑かった。 暫時、昼食休憩…

中谷風の瀋陽日記

名所①(本渓水洞) 我が愛人が瀋陽に来ている間に、2か所の名所を訪れた。一つは「本渓水洞」そしてもう一つは撫順の「清永陵」である。この2か所にはそれぞれ別の女子学生のグループとその親たちが付き合ってくれた。おかげで、日本人観光客には殆ど縁のな…

中谷風の瀋陽日記

ネット 海外での生活では、インターネットにこれほど依存することになっていようとは思っても見なかった。実は、私の勤務する学校のサーバーに突然不具合が生じ、8月27日に瀋陽に戻ってから約2周間、インターネットで外部と連絡することが全くできない状…