2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

中谷風の瀋陽日記

友達 意外なことに、中国人と友達になった。 北陵と並ぶ東陵に出かけるバスの中で、地図を広げていたら、隣の席の人が「どこへ行くのか」と聞いてきた。(何度か中国語と英語でやり取りして)東稜へ行くと言ったら、大東門で降りたら、バスがあると言ってく…

中谷風の瀋陽日記

結果 何の結果なのか。スピーチコンテストの結果が今日初めて分かった。1名が同点優勝で上海の代表とともに日本の長崎で行われる、世界大会に出場することに決まった。またもう1名も同点3位の一人で、全16名中の入賞者4名に入った。個人的な、手前味噌の見解…

中谷風の瀋陽日記(5)

アカシア 学校の北側にある道路にはアカシアかニセアカシアの街路樹が植えられている。3階の食堂からその上の方が見えるが、今日、ミズさんの奥さんが「一斉に咲くんですね。」といった言葉で、赤紫色の一群の花に初めて気が付いた。確かに、先日まではなか…

中谷風の瀋陽日記(5)

大学へ 瀋陽にはいろいろな大学がある。その中でも、日本語を教えている学校がいくつかあるが、そういった大学が年に一回、日本語文化祭と銘打った催しを行っている。今年は遼寧大学の新校舎(新校区)で行われるとのことで、出かけた。 昼の11時半には学校…

中谷風の瀋陽日記(5月)

議論 15.恋愛の自由、特に自由は権利だという意見には賛成する。しかし、いくら自由だからと言って、他の人に迷惑をかけない方が良い。その意味では、高校で自由を認めると学校の規律全体がおかしくなる。また、雰囲気を乱すことにもなる。大学生ならば求…

中谷風の瀋陽日記(5月)

恋愛の自由(2) 7.認めるべきではない。傷つくのは女の人だから。男の人にとっては遊びかもしれないが、女の人にとっては、それは運命の人との出会いなのだ。コントロールできるという人がいたが、女の人は途中でストップできない。また、男の人は途中で…

中谷風の瀋陽日記(5月)

恋愛の自由 日本人にとっては吃驚するようなことだが、中国の中高生には恋愛の自由はない。少なくとも、校内で恋愛関係にあると知られれば、指導の対象となるようだ。その理由の第1は恋愛に没頭すれば学業に支障をきたす恐れがあるということ。第2は、人口…

中谷風の瀋陽日記(5月)

渾河左岸 渾河左岸は瀋陽でも高級住宅街になろうとしている。というのも、河縁には緑地帯が広がり、河と緑の眺望が呼び物になっているからだ。 宿舎から自転車で30分弱で河畔に着いた。思ったよりは近かったが、慣れないからか、足が攣ったりしてなかなかス…

中谷風の瀋陽日記(5月)

gada麺(ガーダーメン) 瀋陽の名物としてgada(嘎打)麺を教えてくれたのは、神戸の日本語学校のru君だった。彼のバイト先の同僚に聞いてくれたものだったと記憶する。 こちらの学校の生徒に聞いてみると、確かにどこでも食べられるけど、学校の近辺は余り薦め…

中谷風の瀋陽日記

例会 今日は例会があるということで、昼から出かける準備をしていたら、旧友の一人からスカイプが入った。彼は、私よりも早く、数年前に中国で日本語教師をしていて、北京や山東省で勤めていた。その彼から「スカイプ」を初めて教えてもらったものだ。懐かし…

中谷風の瀋陽日記(5月)ー断橋

断橋ー、北朝鮮側、中國側、(やっと、画像を張り付けることができた。) 記念館の後、鴨緑江の丹東側から観光船に乗って、対岸の新義州を眺めるように航行した。 断橋そのものは、戦前に日本の鉄道局が作ったもののようだが、朝鮮戦争時、米軍B29の爆撃で橋…

中谷風の瀋陽日記《5月》

丹東 瀋陽から高速道路瀋丹線で約3時間、丹東に辿り着く。途中、改修工事などがあって、渋滞も予想されるからと朝5時の出発となった。運転する範さんを入れて総勢11人。8時過ぎに丹東につき、「抗美援朝戦争記念館」に着いたのが8時半だった。約30分周囲を散…

中谷風の瀋陽日記《5月》

旅行 明日、学校が準備してくれた、日帰りバス旅行で丹東市へ行く。鴨緑江の河口の町で向こう岸が北朝鮮だ。そこへ日帰りで行き来するには、朝5時にはこちらを発たなければならない。 写真を撮りたいとも思うが、また、アップロードは難しいだろうな。 でも…

中谷風の瀋陽日記

詩経と書 昭陵(北陵)へ行って印象に残ったことはいくつかあるのだが、まず二つを紹介する。 一つは、瀋陽故宮で書いていた「関雎」についてだ。 昭陵にのみ入りたいといったのだが、陵宮遺物珍品展覧や宦官宮女宮廷生活といった特別展示を見なければならな…

中谷風の瀋陽日記

洗礼 この1週間、記事を書けなかったのには、訳がある。26日の3学年の歓迎会で、同行した多くの日本人教師ともども痛飲、快食したまでは良かったのだが、その日の深夜に嘔吐したのをきっかけに、激しい腹痛と下痢が始まった。折良く妻がいてくれてケアはして…