2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

哈爾浜ー瀋陽日記

瀋陽から4時間20分ぐらいで哈爾浜に到着した。哈爾浜駅を見て、既視感に捉えられた。大連駅の雰囲気に似ていた。 2枚共、宿泊した龍門大厦(旧大和ホテル)の部屋から取ったものだ。駅前の広さはいずこも同じで、駅前のホテルにたどり着くのに一苦労した。…

歯科ー瀋陽日記

歯があまり丈夫でないので、この地で「歯のトラブル」に見舞われたらどうしようと不安だった。帰国中も歯医者に行ってチェックしてもらった。特に手入れするところもないと言われ安心して中国に来たら、昨日の朝、食事中に右下大臼歯の虫食い部分を埋めてい…

動車組ー瀋陽日記

動車組(=新幹線?)に乗った。時刻表の予定では瀋陽北から哈爾浜まで4時間7分ほどだったが、実際は4時間20分ほどかかった。理由は明らかにスピードダウンである。行きも帰りも車内の速度表示を注目していたが、最高時速は150㎞を超えることはなかった…

地鉄ー瀋陽日記

地下鉄2号線(南北線)が正月に開通したことは知っていたが、乗る機会がなかった。瀋陽北駅へ行くのにはこの地下鉄(地鉄)が便利なので、交通路を確かめるために乗ってみた。開通間もないので、車両は新しく、室内も快適であった。世紀大厦駅を利用するのだ…

文革ー瀋陽日記

余華著『兄弟』を読んでいる。1年ほど前に買って家に置いていたのを見つけて読んでみたら、とても面白い。「俗悪なユーモア」に満ちている。中国でも評価がわかれて「傑作だという人とゴミだと言う人」がいるらしい。なにしろ、15歳寸前の主人公李光頭が…

切符ー瀋陽日記

ハルビンの氷雪祭りに行こうと考えていて、列車の乗車券の購入に挑戦してみた。結果は上手く行った。案ずるよりは産むが易しか。Dナンバーの切符が取れた。ちなみにDとは「動車組」の略号である。瀋陽北駅と哈爾浜を4時間6〜7分で結ぶ。新幹線並みの速さ…

先駆者ー日本日記

Nさんの岳父は著名な中国語学者である。お名前は聞いていたが、その来歴や学業などについてはあまり知らなかったのだが、Nさん宅を訪問した時に奥さんから詳しく伺う機会を得た。奥さんから戴いた著書から略歴を記す。 1916年12月大阪府生まれ。 1934年満鉄…

旧友2ー日本日記

これも亡くなった友人のことだが、Nさんとしておく。 Nさんは生年月日が1月違いの全くの同世代ある。しかし経歴は私などと違って、随分苦労人である。解放教育の先進校に私よりも丁度2年ほど遅れて赴任してきたが、その前の仕事は庭職人と言う肉体派であった…

運命の人ー日本日記

山崎豊子『運命の人』を読んでいる。テレビドラマでも評判になっていて、国会の論戦でも紹介されたりしたらしい。 モデルになった毎日新聞の西山記者のことは今でも鮮明に覚えている。沖縄返還交渉をめぐる密約を暴いたことで、大問題になったことを覚えてい…

中国嫁日記ー日本日記

日本語教材を探し、本を見繕っていて『中国嫁日記』を見つけた。評判はすでに聞いていて、毎月購入している『中国語ジャーナル』にもその紹介があった。何よりも、嫁の月(ユエ)さんが瀋陽の出身だと言うことも、興味を持った要因であった。 本の帯の宣伝文…

開拓団2ー日本日記

「開拓者たち」の最終回を見た。主人公ハツを含めた千振の開拓団の人々が、新たな入植地である那須高原に着いたところから始まっていた。ハツの夫はシベリア抑留中に亡くなったらしい。開拓団の人々は、荒れ地に等しい土地を開拓しながら、色々な作物に挑戦…