2012-01-01から1年間の記事一覧

忘年会ー瀋陽日記

忘年会=迎新文芸匯演 昨年も出たこの忘年会に今年も出た。舞踏、歌舞、歌曲、詩朗読などの演目では「歌曲串焼」となっていた。つながっていくものには「串」の字を使うようだが、日本なら「歌のメドレー」とでも言いそうなものなのに「串焼」とは恐れ入った…

外教2ー瀋陽日記

ドイツから来た外教の女性が左腕を骨折した。 事務所のパソコンの前で椅子に座ろうとしたら、急に椅子が逃げて行ってしまって、床に腰を落としたときに床面についた手首を骨折したという。 ちょうどその日が、クリスマスの日であったというのも、全く運が悪…

外教ー瀋陽日記

外教=外国人教師 この学校には外国人教師が4人いる。うち2人が日本人教師で、残りの2人が英語の教師である。2人の英語教師の国籍はイギリスとドイツである。 イギリス人教師はこれまで日本食を口にしたことはなく、瀋陽に来て始めて、寿司を食べたとい…

留試ー瀋陽日記

留試=留学試験のことである。 昨日(12月19日)平成24年度第2回日本留学試験の概要が発表された。その概要を見ていて、漠然と捉えていたことを、数字で歴然と示された。つまり、留学生の激減である。 急いで過去に遡って調べてみた。 (いずれも各年度の…

学生ー瀋陽日記

漫画の写真を載せたい。当節カラオケ事情ということで、学生が書いていた。何かの雑誌に載っていた記事の紹介だったかも知れない。「かつて、カラオケでは歌いたい人が歌うのだが、歌っている歌を聞き入っている人が必ずいたし、歌い終われば拍手をしたり講…

漫画ー瀋陽日記

学生が書いた漫画を紹介しようと思ったのだが、このサイトに入りにくくなってしまって、なかなか書けないのだ。ましてや、写真のアップができないなら、この記事のおもしろさが伝わらないと考えているうちに、すぐに、書き込みができなくなってしまう。 誰か…

x'sパーティー瀋陽日記

瀋陽の日本人がこんなにいるとは、という思いに駆られた。クリスマスパーティの席上である。約300人の日本人がホテルの1室に集合した。日本人会が主催で、会費を払いなおかつ当日参加費も100元払った人がこれだけいたことになる。言わば2重の関門をもの背も…

長躯ー瀋陽日記

12月6日に学校のロードレースのことを書いていて、写真を取り込めなっっっくなってから、パソコンのこのブログのサイトが使いにくくなった。自分で考えられるのは、中国の映像のダウンロードソフトを幾つか入れたからかなと思うのだが、それも確信はない。 f…

訂正ー瀋陽日記

先日の記事を訂正したいのだが、このサイトもアクセスが難しくなってきた。一体どういうわけだろうか。facebookが繋がらないのは分かっていたが、これまであまり問題が無かったこのブログのサイトもいよいよ、規制の網にかかったのだろうか。実は、中国の規…

反応ー瀋陽日記

投書のことは先日書いたが、うれしい反応が幾つかあった。当の学生達には比較的好評だったらしく、何人かの反応がフェイスブックの上で示された。一人は、新聞社のリンク先を書いて、友人に知らせてくれていた。読んで、頑張る気持ちが高まったと書いてくれ…

投稿ー瀋陽日記

「島」の問題をきっかけに、日中の両方で先鋭化する動きがあることに危機感を持っていた。凍えた意識を溶かす一助になればと思い、蟷螂の一刀の自覚を持ちつつ、日刊紙への投稿をはじめた。 先日(11月29日)某紙の投稿欄に掲載された。掲載までには、新聞社…

西塔ー瀋陽日記

近頃は、瀋陽の日本語教師の集まりの機関誌を編集していてとても忙しい。忙しさにかまけて、記事を書くことをさぼろうとしたのだが、以前に妻と行った西塔の写真を見て。今日はその紹介をしようと決めた。 10月の国慶節の連休に妻は瀋陽に来ていたのだが、そ…

舎利塔ー瀋陽日記

昨日東塔に行ったので、ことの流れから、舎利塔に出かけてみた。 まず、地図でバス路線を確かめたところ、塔の南の塔南公園から2系統のバスが出ているが、1系統は更に北野郊外に向かっている。だから、瀋陽駅と繋がっている202番のバスを使うことにして…

東塔ー瀋陽日記

瀋陽には6つの塔がある。故宮を中心にした旧市街から東西南北に東塔、南塔、西塔、北塔と配置されている。西塔だけが、故宮からやや西北よりの西に位置しているほかは、ほぼ正確に4方位の3方に位置し、しかもほぼ等距離にある。太祖ヌルハチの頃から(?)…

回族2ー瀋陽日記

みんなで食べに行った回族料理の店は店の外で待っている人が4,5人いて、行列のできる店だった。というのも、数日前にその店の小龍包のような小さな肉まんじゅうがテレビで紹介されたからであろうか。私達が行ったのは、午後1時過ぎだったが、材料切れだから…

回族ー瀋陽日記

学生と話しをしていて、食事を一緒にしようという約束をした。当日は男二人と女一人の3人の学生に引率されて、「回民社区」と名付けられた回族の人びとが多い地域のレストランを目指した。その中の女子学生が「私は回族出身です。ですから、回族料理を食べに…

規制ー瀋陽日記

このブログと共に、facebookの書き込みもしているのだが、ご存じの通り、ネットの規制はかなり厳しい。特に、ある種のソフトを通して、日本のyahooのサイトなどにアクセスしようとしても、1日に30分も繋がらないときが多かった。特に、党大会の開催中はであ…

懐旧3ー瀋陽日記

今朝、起きてみると雪だった。昨日の昼はまだ小雨状態だったが、夜中に急激に冷え込んだらしい。今晩の予報はマイナス7℃だから、やっぱりここの気温は油断ができない。明日の最高気温が0℃だそうだから。妻の話によるとこの寒気が、日本に行って、12月並の寒…

牛乳ー瀋陽日記

今日は朝から小雨が降っていて、肌寒い日である。天気予報では雪となっていたのだが、予想よりも気温が高かったのか、この辺りは小雨がぱらつく状態が1日中続いた。朝から、旧友の追悼文集を仕上げることに没頭していて、昼過ぎにやっと仕上げて、編集担当…

懐旧2ー瀋陽日記

2 我らの世代 中国に来てみて驚いたのは、中国に滞在して日本語を教えたり、技術を教えたり、大学などの高等教育機関で教鞭を執っている人の中に、いわゆる団塊の世代やそれ以前の世代の人びとがとても多いことである。ある大学の生命化学の講座を担当して…

懐旧ー瀋陽日記

昨年亡くなった友人を記念して、追悼文集を出そうという話になっている。締め切りが過ぎているのだが、私にも何かかけて言うことなので、あれこれと書いてみた。その一部をこれから暫く紹介したい。 遠く瀋陽から畏友を懐う 元同僚・在瀋陽(中国) zhonggu …

秋冷ー瀋陽日記

今日は、比較的温度が高い日なのだが、北東の風が吹いて、午後から雨模様になった。朝のジョギングのときに気付いたが、校庭の銀杏の葉はもう完全になくなっていた。北東から吹いてくる風に煽られて、木の葉が舞っているが、ほとんどは、夏の衣装のまま、突…

秋寒ー瀋陽日記

秋も深まってくると、夜間はさすが、零下の日々が多くなっている。今日は、最高気温6℃、最低気温ー4℃の晴れだが、この一週間では今日が底であって、土曜日には19℃、-1℃と予想されている。銀杏の葉はあっという間に散ってしまったが、桜や桃の葉はまだ青々と…

24節気ー瀋陽日記

学生と話していて、たまたま24節気の話になった。すると、その童謡を幼いときに覚えたといっていたので、それを学生の日記の中に書いて貰った。 春雨惊春清谷天 夏満芒夏署相連 秋処露秋寒霜降 冬雪雪冬小大寒 七言絶句風の短詩の形で、ほとんどの学生は記憶…

気温ー瀋陽日記

去年も今頃も気温のことを書いたような気がするが、瀋陽のこの数日の気温の変化は激しい。昨日の最低気温はマイナス4℃、最高気温が6℃だった。一日中曇り空で、日差しがない。しかもこの日は珍しく、午前6時半から午後5時頃まで、停電であったから、寒さも一…

莫言2ー瀋陽日記

活劇を42集まで見終わったので、久しぶりに街に出てみた。書店によって、莫言の著作を探してみようと思ったのだが、予想通りというか、「莫言の著作はどれも全くありません。」という書店の店員の返答であった。日本でも、妻の情報によると、莫言の著作は全…

活劇ー瀋陽日記

テレビや映画の視聴サイトを探していたら、PPTVというサイトを見つけた。幾つかエントリーされている高視聴率番組のなかに「飛虎神龍」という連ドラを見つけた。初回を見たら余りに面白い活劇なので、すっかりはまってしまった。舞台は共産党・国民党・青パン…

紅高粱ー瀋陽日記

莫言氏の受賞で、以前から見たいと思っていた『赤いコーリャン』(紅高粱)をネットで探した。思ったよりも簡単に見つかった。しかも、私が愛用している「優克」(ヨウクウ)の録画もあったので、急いでダウンロードした。張藝謀(チャンイーモウ)監督の作…

莫言ー瀋陽日記

中国の作家・莫言氏のノーベル文学賞受賞が決まった。村上春樹か莫言か、どちらが受賞するだろうかと、日本のみならず中国のネットも注目していた。私にすれば、どちらも好きな作家であり、どちらが先になるにしても、いずれは、両者ともに受賞するに違いな…

龍塔ー哈爾浜日記

731部隊旧跡をでた後は少し早い昼食をとることにした、そこは運転手の紹介で美味しくて安い店との評判の所である。昨日のこともあるので、今回はいきなり餃子の取り合わせで良いと宣言しておいた。つまり予算は200元までに抑えたいのだと言っておいた。 エビ…