2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

帰国ー日本日記

7月25日に日本に戻った。 主な帰国目的は、歯の治療や皮膚のケア、かかりつけの医者での検査など身体のオーバーホールが目的なのだが、一方ではパソコンのメンテナンスも兼ねている。パソコンの工房に持っていったら、2週間は必要とのことで、この文章は元の…

連覇ー瀋陽日記

昨年に続き、今年も「海外高校生による日本語スピーチコンテスト・国際大会」で最優秀賞に輝いた。2年目となると、私たちにとっても、とてもプレッシャーだったのだが、選ばれた学生はそれを撥ね退けて、連続1位を勝ち取ったのだ。 ここの学生たちの、あるい…

甘味3−瀋陽日記

写真:雪見大福に挑戦する二人 この二人がこの日の午後から半日付き合ってくれた。二人 とも理系で、勿論日本の大学に進学希望である。 忙しい時間(なぜなら、ほとんどの学生は土日も塾に通っているのだから)を割いて、案内してくれたのだ。 (伊勢丹にて…

甘味2−瀋陽日記

前回の写真の1枚目はマンゴーの切り身をホワィトクリームでくるみ、それをさらにクレープのようなもので包んだもの。一人分が約20元(280円)ほどである。また、2枚目は、始めに付きき出しのような形で出された小豆(紅豆)のなかに栗やクルミなどが少し(フ…

甘味ー瀋陽日記

本当のところは、スィーツと書くべきなのだが、漢字2文字の趣味で「甘味」とした。 学生と話をしていて、私の好物が「大福」だということを話すと「じゃ、スィーツの店へ行きましょう」と言うことになった。2週間ほど前に約束して、土曜日の午後に出かけた…

長春8−瀋陽日記

同徳殿を出ると、前には日本式庭園が広がっていた。瓢箪池の中には錦鯉や金魚が泳いでいる。中国人のカップルが写真を撮っている。 その池の向こう側には「建国神社」の跡地があり、日本から分祀したご神体(3種の神器)を格納する防空壕が側にあった。 溥…

長春7ー瀋陽日記

写真で見えている正面入り口は、実は、観覧ルートの出口になっていた。競馬場、温室と見て回って、いよいよメインの建物群に入ろうとしたところが興運門であった。音声ガイドで、この時計が9時10分で止まっているのは偽満州国の崩壊の日の時刻にちなんでだと…

長春6−瀋陽日記

時間はあるのだが、なかなか書く気にならなかったとでもいうべきか、前々回から数えてもう1週間になるので、急いで、長春の話も仕上げておこうと思う。 ホテルから「偽満皇宮博物院」までは歩いて行ける距離だとみていたが、慣れない土地でもあるのでタクシ…

長春5−瀋陽日記

長春の第1日目はほとんど「偽満皇宮」の見物に費やされた。 駅頭に立った時、一種の既視感に捕らえられた。瀋陽や大連の駅で感じたものと似ている何かだ。それは、一定の広さがありながら、ほとんどが駐車場に変わっていて、その周辺の道を縦横無尽に走る車…