2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ネットー瀋陽日記

僕のパソコンは日本で買ったものだが、中国で使用するために以前の学生に「安全対策360」というソフトを入れて貰っていた。ところが、2年間ほど使っているうちに、ワードで文章入力をするのにも、いちいち安360にお伺いしてアクセス許可を求めるようになって…

寒温2ー瀋陽日記

昨日までと打って変わって、今日は朝から冷えていて、午前6時現在でー3℃、9時現在で-4℃である。昨日の午後から雨になり、雨の中を自転車で買い物に行った僕は、この雨が通りすぎると寒くなるかなと予想していたら、やはり予想通り大陸性高気圧が張り出してき…

寒温ー瀋陽日記

三寒四温:晩秋から初春にかけて、3日間ぐらい寒い日が続いたのちに4日間ぐらい暖かい日が続き、これを繰り返すこと。中国東北部や朝鮮半島などではかなり規則的な現象としてあらわれる。〔季冬〕 電子辞書の「大辞泉」にはこう記してある。ハクさんが以前に…

文化祭ー瀋陽日記

日本の文化の日から遅れること2週間,大學でも文化祭が盛んな折だと思うが、この地でも、日本語文化祭が行われた。と言うのも、我々日本人教師の焦燥感よりも、中国人日本教師の懸念が潜行したのかも知れない。何度も書いたように、日本留学希望者が毎年、10…

初雪ー瀋陽日記

今年は例年に比べて冬の訪れが遅いように感じられたのだが、昨日の昼頃から雪が降り始めた。それほどの積雪ではないのだが、粉雪がほぼ半日降り続いて、夕方には、一面が白で埋まった。気温は昨日18日が、−5℃〜0℃、今日19日が−7℃〜1℃、明日が−7℃〜2℃、明後日…

日本交響楽ー瀋陽日記

「日本交響楽」とはN響でも、日本交響楽団でもない。豊田譲氏の大河長編小説の題名である。この本も資料室でたまたま見つけて、読み進んだ本の一つである。 氏は1920年に「満州」四平(スーピン)で生まれ、幼少年時代を瀋陽の北方、平頂堡で過ごしたが、小学校…

協働ー瀋陽日記

石井次郎氏の貧困、苦闘、協働、栄光の閲歴を描いた『望郷と訣別を』は、今中国の東北にいる僕にとっても刺激的であり、魅力的でもある。1997年に初版が出版され、2003年6月に文庫本が上梓されたが、そこに描かれている女子労働者の実態や問題意識…

放浪ー瀋陽日記

11月に入ってから、何かと忙しくてこの欄に書き込む暇もなかった。暇はあったのだが、ついつい本を読みふけっていたというのが本当のところか。 『望郷と訣別』(中国で成功した男の物語)佐藤正明著である。「若き日に欧州でユダヤ商法を学び、苦難の末、香…

学習者数ー瀋陽日記

必要があって、中国での日本語学習者数を調べていて、意外な数字にであった。《国際交流基金は2013年7月8日、「海外での日本語学習者数速報値」を公表した。それによると、海外日本語教育機関で日本語を学習する人の数は09年比9.1%増加し、過去最高の398万4…