2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

瀋陽日記ー手紙3

裏面に番号をつけ、シャッフルした作品をグループで読み合わせ、順位をつける。5人×3グループ。 各グループから良いものを2篇づつ選び出す。グループで選んだものを全体に向けて発表(朗読)する。朗読者は選んだグループの2人で。 グループ1:作品4、…

瀋陽日記ー三行手紙2

前回の三行ラブレターを成人を相手にやってみた。場所は、私たちの会の研修会で、時間を埋めるための泥縄の「ワークショップ」としてやってみた。目的は作文授業の活性化ということにして、種明かしの実践報告は最後にした。 学校の場合と同じ手順にした。ま…

瀋陽日記ー三行手紙

北京に行って、いろいろな人に会ったことで、たくさんの示唆と刺激を得た。中でも、作文教育についての多種多様なアプローチの仕方を教えて貰った。その中の「三行ラブレター」というのに早速挑戦してみた。 対象は、二年生の日本語クラスだ。まず最初に、「…

瀋陽日記ー出張

出張と言っていいのだろうか。明日早くに北京に行くことになっている。 日本語教育に携わる人々の全国会議のようなものだ。土曜日は今や全国手間稀になってきた授業があるので、教務課に頼んで時間割を変更して貰った。つまり、明日の二コマは来週に組み込ま…

瀋陽日記ー劉暁慶

劉暁慶は「不老婆」(老いない叔母さん)とも「億万富姐」(長者姐さん)とも称せられ、国民のほとんどがよく知っている女優である。日本で言えばさしづめ「八千草薫」か「吉永小百合」といった女優を思い描いたら良いのだろうか。彼女はまた、知青(下放知…

瀋陽日記ー下放3

下放3《続き》 ほとんどすべての下放青年の下郷後の仕事は農業生産労働にに従事することであった。農場に配置された知青は、通常は毎月30元前後の固定給を貰っていた。所在の生産隊は約百名の知青を集められ、 大部分は機械を使い、生産率も比較的高く、…

瀋陽日記ー下放2

明日が入試ということで、今日は3:30で生徒が全員下校してしまった。明日と明後日の二日間にわたって、小学生2100人がこの学校で受験する。定員は200人だから、約10.5倍の競争率だ。例年この倍率だから、入学した生徒の基礎学力は相当に高い。この画稿の他に…

下放ー瀋陽日記

昨日の記事で30日に出発する予定だった旅行のことを書いたが、それはいわゆる「上山下郷」と呼ばれた下放運動の派遣先の一つを訪れてみようという計画だった。計画そのものに少し無理があったのかも知れないと今頃少し反省している。というのは、一昨日、学…

瀋陽日記ー作文

前回の更新から何と二週間以上も過ぎている。何度かブログを書こうとしたのだが、その都度時間がないのと精神的な負担から、つい筆が遠ざかってしまった。今日、たまたま僕のブログのフォロアーの一人である瀋陽在住のKさんと電話で話していて、5月20日で止…