2013-12-18から1日間の記事一覧
後漢の光武帝の心意の奥底には「民を恤する心」があったと宮城谷昌光の小説『草原の風』の中に記されていた。王莽の圧政から赤眉の乱を経て、まことに「平凡」に見えていた者が、王朝の主催者の席に駆け上っていく微細を、この作家特有の平易だが、衒学的な…
後漢の光武帝の心意の奥底には「民を恤する心」があったと宮城谷昌光の小説『草原の風』の中に記されていた。王莽の圧政から赤眉の乱を経て、まことに「平凡」に見えていた者が、王朝の主催者の席に駆け上っていく微細を、この作家特有の平易だが、衒学的な…