中谷風の瀋陽日記

 北駅
 瀋陽には、瀋陽北駅と瀋陽駅(南駅とも言う)の2つのターミナルがある。大連行の列車の出発点が北駅なので、当日いきなりでは心もとないので、事前に改札まで行ってみようと計画していた。昨日の学生が一人、今日も付き合ってくれた。スタバで待ち合わせて、タクシーで駅まで行ってみたが、その人混みにびっくりした。そういえば、10月1日は国慶節の連休の初日に当たっている。いかにも、旅行客だという家族連れや若者連れなど様々な人が行き交う。スーツケースを持って座り込んでいるグループがいたが、学生によると、切符を買うために待っているのではないかということだった。
 家人によると、この連休中の中国の旅行客は1000万人を超えるそうだ。そういわれても当然だと思った。それほどの込み具合だった。
 駅前には様々な屋台が出ていた。皆、早朝などの、あるいは長い待ち時間の間の腹ごしらえに利用するのだろう。味はとても良くて、人気も高いのだが、惜しむらくは、時々お腹を壊す原因になったりすることもあるそうだ。