林檎ジャムー瀋陽日記

 ジャム
 10月中旬に15kg入りの林檎“紅富士”を全職員に支給されたが、その活用が話題になっていた。昨年、余りの量に食べきれなくて腐らせてしまった人もいたそうだ。1粒が400Gの大振りから200Gの普通サイズまで約50個ほど入っていただろうか、どう保存するか悩んだ挙句に、ジャムにしようと決めた。先週土曜日にジャムを作ってみたところ、初めてにしては上出来、パンに塗ったりして食べたが、食べきれない。中国語を教えてくれるリー先生に勧めると、とても美味しいから作り方を教えてほしいと言われた。次がそのレシピ。
 
>>     林檎ジャムの作り方
1 林檎を六等分ぐらいに切り、皮を剥き、芯を取ってから、3㎜程度の厚さのの銀杏切りにする
2 全部を剥き終わったら、重量を量っておく。あとで砂糖を入れる目安のために。今回のわたしの場合は丁度1kgになった。(5,6個分)
3 鍋に入れ、林檎の重さの80%の量の砂糖を入れて煮る。今回のわたしは800gの砂糖を一度に入れた。料理の本には、水分が出だしてから煮る方が良いと書いてあるが、いきなり煮ても変わらない。(好みによって、少量の塩を入れても良い。また砂糖の代わりに蜂蜜を入れる人もある)
4 レモン1個分のしぼり汁を入れる。(酸味を加えるため、好みによってはレモン半分) 
5 しばらく強火で煮て、吹き上がってきたら弱火で30分から40分程煮る。(林檎の量によるので林檎の様子を見て)
6 林檎が透き通ってきたら(全ての林檎の果肉に砂糖が染みこんだ状態)、強火にして水分を飛ばす。この時、林檎の形を残したいひとはあまりかき混ぜない。焦げ付かない程度に。また、形を残したくないひとはよくかき混ぜて、練るようにする。(強火だから、焦げ付かせないように注意。思ったより水分が多くなくなって行く。)
7 少し粘りけが出てきたと感じたら、火を止めてできあがり。(冷めると、熱いときよりも粘りけが出てくる。水分を飛ばす時に、好みによって、干し葡萄を水で戻したものなどを入れると好みの風味になる)
8 熱湯で消毒した瓶などに入れて保存すれば、数ヶ月は十分に持つそうだ。
 瓶に詰めてから瓶ごと深い鍋で煮沸しても良いそうだ。
  それでは健闘を祈る。思ったより簡単だよ!!                          <<