寒暖ー瀋陽日記

 この地は寒暖の差が激しい。1週間前の夜は零度だったのに、現在(7時半)は13度もある。このまま行くのなら良いのだが、また時折ぶり返して、急に寒くなったりする。そのせいか、周りに風邪気味の人が多い。寝具の重ね方が難しいのである。わたしも例に漏れず、鼻がぐずぐずしている。
 日本でも、春の嵐の後、寒暖の差が激しかったそうだが、もうそろそろ落ち着くことだろう。しかし、こちらはまだ春は遠い。
 春を待ちわびる気持ちが強いほど、春の行方は気にかかる。しかし、土にはまだ新緑を見ることはない。
 春が来ると、タンポポなどの若草の天ぷらやお浸しが食べられるのだが。さて何時のことか。