北京ー瀋陽日記

 北京に行くことになった。しかも、元日から3日間。新年休暇を天津でも過ごそうかと漠然と考えていて、切符の予約もしていなかったときに、英語の外国人教師が腕を骨折した。これは前に述べたのだが、その後、痛みが引かないので痛み止めをやったりしていたが、あまり思わしくはなかった。
 帰国のことで話していると、スーツケースが二つあるのだが、ボランティアーかなにかで、助けてくれる人がいるだろうか。聞いてきた。話しているうちに、学校は駅までしか送らなくて、長い北京までの列車の旅をどうして荷物を運ぶべきかとほうにくれていた。
 ふと思い立って、列車番号と時刻を聞いて、ネットで調べたらまだ空き席はあった。「じゃ、俺が持っていけば、話は簡単だ。」と列車の予約をし、北京まで同行することにした。言ってみれば「ポーターの役を買って出た」訳である。ついでに宿舎も同じホテルを予約した。列車は動車で4時間7分、片道206元、往復+手数料=417元。ホテルは北京古韵坊怡景酒店という純中国風のホテルらしい(=Beijuing Traditional view Hotel)。一泊299元で2泊予約した。計598元。合計1015元で北京の旅が楽しめたら安い物だ。もちろん、食事もしなければいけないが。
 英語の外教に話すと喜んでいた。