カラオケー瀋陽日記

 カラオケ:KTV、卡拉OK
 瀋陽にもカラオケは多い。近頃は若者や老人を問わず、カラオケで仲間同士歌いまくるのがはやりである。学生と一緒に行くことも多いし、日本語教師の中国人教師から誘われることもある。
 今回は中国人教師の教科会に日本人教師も誘われて、会食会となった。瀋陽の南地区で近頃売り出し中の店で焼肉パーティ(とは言え刺身やサンマの塩焼きなどが出て盛り沢山の)を終えた後に10人中8人がカラオケに繰り出した。
 2人の欠席者は出産育児で忙しい女性と腰痛を抱える女性が欠席したが、後は乗りに乗って、深夜まで歌い続けることになった。
 すべて日本語教師だから、初めの10曲ほどは日本語の歌が続いたが、気が付くと中国語の歌が次々と歌い込まれた。
 5時半から会食。8時半に終了。9時からカラオケが始まって、終了したのは11時半を過ぎていた。
 それにしても、中国の先生は全員、歌がうまい。ハクさんは得意のモンゴル民謡を中国語とモンゴル語で披露してくれる。二人のリ先生はそれぞれに、可愛く歌う。特に歳行きのリさんは、日頃の怖い先生ではなくて、夢見る少女のような歌声だった。
11時を過ぎたので、大丈夫かと聞くと、大丈夫ですよと答える強気のおばさんぶりは変わらないのだが、歌声とのミスマッチにビックリしてしまった。
 男のリュウ先生が上手なのは知っていたが、女のリュウ先生がまた、そんなに歌がうまいとは知らなかった。
 認識を新たにした日だった。帰りは男の先生の運転で帰ったのだが、「日本なら即免停だね」と言いつつ宿舎まで安心して送って貰った。宿所について、部屋に戻ったのが12時20分頃で、シャワーをして布団に入ったのが1時過ぎだった。
 さすがに疲れた。でも明日は朝1時限の授業があるのだ。辛いな。