中谷風の瀋陽日記

   医療
 火曜日は「日本コーナー」があり、日本人教師と話したい生徒が、日本人教師に話しかけてくることになっている。今日は、理系志望の女の子3人と小一時間喋りあった。彼女らには日本語の発音、会話の練習になる。医学部志望の生徒がいて、母親は看護師だと言っていたが、日本の医師は忙しいですかと聞いてきた。大変忙しそうだというと、瀋陽のある有名病院の医師は、定刻5時終業なのに、4時過ぎには帰ってしまうほど暇にしていると言っていた。「これは医療の技術が低いということではないのですが」と愛国的な彼女は弁護しながらも、慨嘆に堪えない風だった。また専門的なことは、「我的愛人」が到着してから聞いてもらおうと思う。ほかの二人は工学部希望だったが、何科かは聞き漏らした。その他、健康保険の制度についても話したのだが、またの機会に。