中谷風の瀋陽日記

 スピーチ
 この学校が当面目標にしているスピーチ大会には3つある。第1は瀋陽市のスピーチ大会。これは瀋陽市や日本人会などが主催するものだ。第2が遼寧省が主催する大会であり、第3は中国北部の大会(天津)である。天津での大会の上位何名かは北京で行われる全国大会に出場できるそうだ。その最後の優勝者が日本に招待されるそうだが、その最終選考に残ることが当面の目標になる。
 今回は、どの大会で、どこまで行けるか、学生の努力もあるが、日本人教師の実力も試されているような風向きも感じている。というのも、日本にいた時から、ある日本語教師の投書から「東北地区の日本語教育の水準は高い」と知らされていたのだが、それはこのことだったのかと改めて知らされた次第だ。
 いずれにしても、我々の指導は終わった。結果はどうなるか。後日の楽しみとしよう。