中谷風の瀋陽日記

 張氏帥府
 今日、学生とともに念願の張氏帥府へ行った。張作霖が1914年に建造したものである。ガイドの中国語の説明を学生が3人がかりで翻訳してくれるので、とてもよくわかった。しかもガイドがとても美人なので、学生も一緒に写真を撮ろうと騒がしかった。付属する張一荻故居や辺業銀行(瀋陽金融博物館)も回ったので2時間以上かかった。
 張氏親子の紹介は「北洋政府末代国家元首張作霖及びその長子で偉大なる愛国者張学良将軍父子」という形容が入場券には書いてある。この評価になった最大の要因は所謂「西安事件」にあるのだろうが、少し過大評価ではないかなというのは日本的な見方に毒されているのか。
 近くの「原味斎」で食べた北京ダックは、相変わらず美味しかった。この店は瀋陽市内に11の姉妹店を持っていて、どこで食べても、味わ変わらない様だ。しかも、値段は手ごろだ。