中谷風の瀋陽日記

 優勝
 世界一と言ったらいいのか、優勝と言ったらいいのか、川崎で行われた「海外高校生日本語スピーチコンテスト」で学生が、トップになった。
最優秀賞だったらしい。大会の参加選手の国は、アメリカ、イギリス、インドネシア、オーストラリア、カンボジアシンガポール、中国(瀋陽)、中国(上海)、中国(香港)、ニュージーランド、ブラジル、ポーランド、マレーシア、ロシアだったそうだ。今年の試みなのか、会場の観衆からも審査投票をしてもらったところ、予想通りというべきか、上海の選手が最も評価が高かった。しかし、内容が勝っているという審査員の判断で、彼女の最優秀賞が決まった。韓国系アメリカ人のキムさんを含めた三人の争いだったらしい。それだけ、中国における日本語教育のレベルが高いということなのか、あるいは、中国人学生の学習意欲と能力とが並はずれているとでもいうべきなのか。
 何はともあれ、めでたい。