中谷風の瀋陽日記

 日本文化講座
 日本文化講座はまあまあうまく行ったのではないか。打ち合わせの段階から平さん、ミズさんの奥さん、アユさんが前面に出てくれて、日本人教師全員が参加する形が取れた。それもあってか、内容が盛りだくさんで、予定の2時間を1時間近くオーバーしてしまった。それでも後日のハクさんの評価はとてっも高かった。
 出だしに、PCとプロジェクターの接続がうまく行かず、音声なしでせざるを得なかった。それやこれやで、冒頭は讃岐のお寺の宣伝ビデオ(平さんの友人の寺)を長々と流さざるを得ず、あとの日程が窮屈になった。だが、日本の遊びとか歌でだんだん盛り上がり、なぞなぞ、日本の料理の実作(おにぎりを握ったり)、試食で随分盛り上がってきた。参加した180人中150人ほどは何かを口にしたはずだ。(おにぎり、お好み焼き、巻きずし、お稲荷さん、おでん)そして、お点前の実演、最後に、七夕の歌の合唱で締めくくった。
 学生と教師の合作だったが、結構盛り上がったのは、学生たちがこういう発表の運営に慣れていたからだろうと思う。責任者の一人、学生会の副会長のコウ君は「来年は、ぜひ体育館で、全学年が参加して」といってしまった。本気かどうかわからないが、本気だったら、来年はたいへんなことになりそうだ。