中谷風の瀋陽日記

 インク
 瀋陽で買ったプリンターはキャノンのPIXIMAip2780という機種。確か700元ぐらいで買えて、さすが中国に来るとプリンターも安いと思っていた。ところが、インクが切れると(これはかなり早くなくなる)毎日の教材の印刷などに必要なので、背に腹は代えられない。インクがなければプリンターなんて無用の長物。学生の親に買ってきてもらって、急場をしのいでいた。その時もえらく高いなとは思っていたのだが、今回、自分で三好街に買いに行ってみて、インクの高値を実感することになった。カートリッジのブラックが1個145元(確か?レシートをなくしてしまった。)カラーが265元。ブラックを2本買ったので、締めて、455元だった。何と言う高さだ。去年の経験者のヒラさんは、「本体が安い代わりにインクで元を取っているんだ。」と言っていたが、実に卓観だ。箱には、中国語の注意書きと共に、「佳能(キャノン)原装」「日本制造」と書いてあるところを見ると、一応輸入品になるのかな。そうとすれば、半分は納得するが。