中谷風の瀋陽日記

 ナッツと骨付き羊肉
 先日、スーパーで買い物をしていて、ナッツ類の安売りをしているのが目に留まり、買った。その報告をしていると、妻から誕生祝にナッツが欲しいと要望があった。そこで昨日再びスーパーに出かけてかなりの量を購入してきた。榛子(ヘーゼルナッツ)、開心果(ピスタチオ)、アーモンド、天津甘栗、ピーナッツと言ったものを、2〜3袋づつ買って、締めて、270元(3000円強)、これに送料を入れてどれくらいになるのか。物は試しで送ってみようと思う。SAL便でもきっと、びっくりするような値段になるのではないかと思う。月曜日に郵便局に行ってみる。
 瀋陽の日本人教師の集まりの機関誌の編集会議をした。その後打ち上げで飲み会をしたが、5人のうち2人の女性メンバーは小父さんとの飲み会を敬遠したのか、帰ってしまった。3人で行った先は「満族料理」の店、そこで食べた羊の大腿骨付き腿肉は大変おいしかった。特に、ビニール手袋とストローが出てきたのにいぶかっていると、編集長のダーさんが羊の大腿骨の中にストローを差し入れて、随液を吸い始めた。ずい分旨そうに啜っているので、真似をして啜ってみた。カニ味噌のような不思議な味がした。こういう食の在り方でも、素材の無駄を全くなくした、いかにも中国らしい料理だと感心した。ともかく美味しかった。撫順の清・永陵で食べた満族の料理ともまた違っていた。