季節感ー瀋陽日記

 日本も異常気象が続いて、11月にしては暖かすぎる日々が続いているようだ。こちら瀋陽も、例年になく秋が長く続いている。知人に聞くと、昨年は銀杏が黄色く色づいたと思ったら、一夜にして散ってしまったそうだが、今年はかなり長く、もう2週間近く、枝に葉を残している木もある。だが、日本のように紅色の葉はなく、紅葉というにしては、少し物足りない。ともかく、確実に秋の風情を味あわせてもらった。地球温暖化による異常気象が、日本ではかなり問題になっているそうだが、ここでも、その余波は感じられそうだ。この伝で行けば、比較的穏やかな冬が迎えられるかもと、淡い期待を寄せたりしている。
 今日は晴天で、暖房が利き、室内では、暑いような気温だったので、外出時に服装の選択を誤った。午後から書道の練習に行き、晩は幹事会社と来春の行事の打ち合わせを行う予定だった。夕方5時ごろバスを待っていたら、コートなしで外出したことを後悔する羽目になった。日が陰ると、グングンという感じで気温が下がってくる。寒さのあまり、バス停でスクワット100回で体を温めることになった。明日、足が攣ったりしなければいいのだが。