編集ー瀋陽日記

 この9月から「機関誌」の編集係になった。2回ほど事前の編集会議を持ち、新企画などを決めて、応募原稿、編集部がインタビューした原稿、会員が寄せてくれた特別寄稿、小説、雑感等々を待った。思いのほか原稿が多く集まり、どう割り付けるか悲鳴を上げなければならなくなった。埋め草に考えていた学生の原稿も、思ったより多く集まり、次号送りにするのも可哀想なので、すべて掲載することにした。そのあおりで、私の「大連旅行記」は没の憂き目を見た。これまでの頁数は大体40頁前後だったのだが、今回一挙に50頁になってしまった。内容が充実しているから、文句は出ないとは思うが、印刷を好意で引き受けてくれている日系企業には、少し言い出しにくい懸念もある。でも、まっ、いいか。