打上げー瀋陽日記

 今日は職場の忘年会兼打上げの食事会だった。職員が職員食堂に全員揃った。1テーブルに8,9人で12テーブル。凡そ100人ぐらいの職員が一堂に会した。例年は音曲の出し物があるのだが、今年はそれもなしで、割とあっさりしていた。食事は来客用に出すメニューの料理で合計10品ほどあった。ビールも出たのだが、先生方のほとんどが車の運転で飲まないためかなり残っていた。寝酒に1本頂いて帰った。思ったよりも職員が多いのには驚いた。食堂の職員だけで20人は超えているだろう。交代で食事を作り、食べている。テーブルのメンバーの構成は、学年ごとに6つ、管理系事務系職員が3つ、校務員グループが1つ、食堂が2つだったと思う。食堂のメンバーが多いのは、この学校が全寮制だからだろう。しかも中国的な習慣で朝昼晩と3食ともに学校の職員食堂で済ます先生も多いのだから、当然かもしれない。また、人間の生活の中で食べることの占めている比重がいかに多いかを教えてくれているデータとも読み取れようか。食事会は1時間半ほどであっさり終わった。途中、校長と副校長の3人が各テーブルを回って、1年の労を労い、新春を寿いで乾杯して回ったのには吃驚した。日本では自分でもよくやったことなのだが、それを中国で目にしようとは思いもしなかったのだ。しかも、日頃は厳格なことで知られる校長が、今日はとてもにこやかだった。「これで、前期が終わったのだ、新年を迎えられる」と実感した。