回族2ー瀋陽日記

 みんなで食べに行った回族料理の店は店の外で待っている人が4,5人いて、行列のできる店だった。というのも、数日前にその店の小龍包のような小さな肉まんじゅうがテレビで紹介されたからであろうか。私達が行ったのは、午後1時過ぎだったが、材料切れだから、数時間後でないと食べられないとのことであった。そこでやむなく、向かいの回族料理の店に入った。
 そこで「何が食べたいですか」と聞かれたが、ヌニューを見てもさっぱり分からないので、同行の生徒に任せた。女子生徒は注文が終わると、向かい側の先の有名店に出かけていった。男子生徒によると、「彼女は諦めきれないから、買いに行ったのだ」とのこと。


 注文した品のうち真っ先に届いたのはスープであった。牛肉の刻んだものと野菜を煮込んだスープだったが、0℃ほどの外から入った身体にはとても有り難い暖かさであった。


 暫くすると彼女が帰ってきた。得意げに袋を見せた。小さな肉饅頭のようなものが14、5個入っていた。それをひとつ取り出して、牛肉とほうれん草のの野菜炒めの横に置いて写真を撮った。