カラオケー瀋陽日記

 学生とカラオケに行った。こちらでは大体はKTVで表示されているようだ。
 大原街のショピングモールで昼飯を一緒に食べたあとに、青年大街の交差点の南西角にあるカラオケボックスに行った。学生が6人と大人(教師)が2人である。食事は定番の火鍋で今回は1人づつ鍋がテーブルのIHに置かれるパターンだ。ビールなしでは鍋はおいしくない。当然のようにビールをたのんだ。彼女らは全員18歳を過ぎている。中国では、成人は18歳だ。悩ましいのは日本に行ったときだが、大学に入学してすぐは、18歳か19歳だから、アルコールは飲めないことになっているのだが、勿論日本の学生と同じように、新入生コンパなんかには出席する。当然のように飲む。
 今日はまだ控えめだったようだ。というのは、このあとに学校に戻って、夜の自習がある。そう、今日は日曜日なのだ(書いているのは火曜日になったが)当初、7人の部屋で入った。料金は48元だから、とても安い。そうこうしているうちに、もう一人追加で少し大きめの部屋に移った。
 学生の構成は、男1人、女5人、教師は男1人(僕)と女1人である。しかも、女のうち4人は高校一年時に日本の各地に留学した学生だ。京都、広島、鹿児島、沖縄というのが、彼女らの留学先である。他の女の子は日本語大好き、ホラー大好きの子で、男の子は東京育ち、高知の私立高校に野球留学したという強者である。彼はどういう事情か、中国に戻ってこの学校に入学した。留学生枠で日本の国立大に入学することを考えている。
 さて、音楽(歌)だが、カラオケなんかには10年ぶりぐらいに来た僕には、機種の使い方や予約の仕方が分からない。学生が歌う歌で知っているのなどを、一緒に歌うことにした。幸い、「月亮代表我的心」(月が私の心を表してくれてる)というテレサテンの歌などを学生が入れてくれたので一緒に歌うことができた。