訪問2ー日本日記

 Kさん夫妻は、私のために沢山の自家製の食材を用意してくれていた。特に前日に裏の運河から採集してきたなまこと生牡蠣には感動した。なまこの腸である「このわた」は酒飲みの珍重する珍味として有名で、故郷の七尾湾で捕れるなまこから取ったこのわたは全国でも有名だと聞いていた。そのこの綿をKさんが手ずから目の前で調理してくれた。また、牡蠣は奥さんが心を込めて牡蠣フライにしてくれて、美味しくて50個ほどを完食してしまった。その他には、11月に釣ったという「アオリイカ」の刺身や、イカ、蛸、鶏、豚肉などの燻製多種、自家製の窯で焼いたピザ、ログの庭で栽培した生野菜のサラダといった取り合わせで、Kさん夫婦の歓待ぶりに感激させられた。酒は好みのものをと言われて、焼酎のお湯割りを所望したところ教え子のログ訪問時の土産である「宮崎の焼酎」を1瓶渡された。600mmの瓶の半分も飲めるかと思っていたが、話しの楽しさと料理のおいしさで、気付いたときには空になっていた。K夫妻に感謝。

 翌朝は8時頃には釣りに行こうと言われて、12時前には床について、タイマーを7時に合わせていたのだが、7時過ぎにKさんに起こされて目覚めるという始末。やはり飲み過ぎだったのだろうか。
 朝食は、Kさんが焼いたパンにバターを塗って、ログの生野菜と一緒にいただいて、急いでスキーウエアに着替えて釣りの準備をした。少し寒いが、天気は腫れてくるとのことで、釣果に期待が高まる。