桂林7ー桂林日記

 (続き)1月5日、当該の試験サイトがサイバー攻撃に遭い、アクセスできない事態が惹起した。1月6日、羅先生は警察に「サイトがハッカーに侵入されているらしい」と事件を報告した。警察の介入調査にしたがって、3名の事件関連の容疑者が前後して逮捕され、審判に附されることとなった。
 3名の容疑者のうち、”ハッカー”役を演じた龍某は職業技術学校の卒業生で、卒業後はネットワーク会社で仕事をしていて、ネットワーク技術に習熟していた。2010年、会社を辞めた後、龍某は自宅で“ハッカー”となり、各地の試験のサイトに専門的に侵入し、受験生の情報を養成機構(学校など)に売り込んでいた。
 受験生の情報を売買するのは結局はそれほど利益にはならなかったので、2012年12月、ある試験サイトの綻びを発見した龍某はそれを使って色々悪事を企むことにした。二人の友達と相談した結果、三人で金儲けをしようと計画した。龍某はサイトの成績の改竄をし、他の二人は受験生に連絡する分担にした。だが、この事件が発覚した時までに、龍某らは三人の受験生から17万4千元の手数料を振り込んで貰っていただけだった。
 青秀区検察院は審査の結果、龍某は不法に試験サイトに侵入し、不合格受験生の情報を取得して、不法にコンピュータシステムのデータを入手した罪及びコンピュータ情報システムを破壊した罪の疑いがあると認めた。別の2名は事件に関わり、利を貪るために事前に龍某と共謀して積極的に受験者に接触した同様の罪の疑いがあるとした。現在、三人は青秀区検察院に悉く逮捕を承認されている。 《南寧晩報による》