陽朔5ー桂林日記

 (写真は同行した外国人カップル)
 少数民族
 桂林・陽朔の近辺には幾つかの少数民族の集落があるらしいが、どこかは全く分からない。地元の人ならきっと知っているはずなのに、僕のような外国人には漢族との見分けは付かない。しかし、世外桃源や龍脊梯田などには少数民族のショウなどが用意されているようだ。例えば、世外桃源では「船に乗って周囲に広がる陽朔の原風景、洞窟や原生林、ワ族の舞台などを見ることができる。このほかにトン族鼓楼、風雨橋を初めとした嶺南建築・・・」と紹介されている。
 また、「龍勝」の紹介には「棚田で有名な龍勝は、桂林の北西約90kmにある自治県。正式名称は龍勝各族自治県とされ、ミャオ族、ヤオ族、トン族、チワン族などの少数民族が暮らしている。」とある。
また、「龍脊梯田」の項には「龍勝棚田は、平安チワン族棚田と金坑(大寨)ヤオ族棚田に大別される・・」
 少数民族に関する興味ある記事を目にしているが、龍脊梯田ツアーにも申し込んでいるので、実際に見るのは明日のことだと期待に胸躍らせて(表現が陳腐だな)陽朔から帰路についたのであった。
 陽朔から桂林に戻る観光客は我々を含めて二組だけであった。他のグループは皆陽朔に宿泊するらしく狭いワンボックスカーに満載(員)になって先に出発していた。桂林に近づくと雨模様になっていた。
 ホテルで夕食を摂って、休もうとしていたとき、猛烈な腹痛と吐き気に襲われた。それから約1週間、僕の「裏急後重」との戦いが始まったのである。これで、桂林の旅は終わりにします。