弁論3-瀋陽日記

 瀋陽市大学生・高校生弁論大会が日本人会の主催で開催された。僕にとっては3回目の経験だが、今年も結果が出るまでハラハラさせられた。結果的には7連覇(7年連続で高校生の部で首位)したのだが、出場校の減少などで、高校生9名出場中、本校生は4名、勝って当たり前とみられる中での出場であった。簡単に言うと、1,2位と4,5位が本校生であり、3位に姉妹校の生徒が入った。彼女のスピーチは余り良い水準ではなかったので、少し意外であった。今年は例年と違って、6人の審査員のうち、5人が企業の代表であり、専門家は中国人日本語教師だけであったので、評価の観点でも微妙に違っていたのではないかと思う。
 面目はほどこせたし、1校に集中するのは防げたという観点からは、これで良かったとも言えるが、微妙な違和感、つまり、僕の実感としての評価といくらか食い違っていたのが気になる。
 来年に向けての課題となりそうである。