新聞-瀋陽日記

 今日のニュースをネットから取り出してみた。
≪中国は、同国5度目となる有人宇宙船の「神舟10号」の打ち上げに成功した。(写真は「CNSPHOTO」提供)
 「神舟10号」は10日の発表通り、11日午後5時38分(日本時間同日午後6時38分)に、内モンゴル自治区西部(注)の酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。同宇宙船には聶海勝、張暁光、王亜平の3飛行士が搭乗している。うち王飛行士は2012年6月16日に打ち上げられた神舟9号に搭乗した劉洋飛行士に続いて、中国として2人目の女性宇宙飛行士だ。
 神舟10号は2011年に打ち上げた宇宙ステーション実証機の天宮1号とドッキングするする予定だ。
 主要な目的は、宇宙ステーションと地上の人と物資の往還技術の確立だ。また、宇宙空間における飛行士の任務遂行能力の維持と向上についても経験を積む。また、宇宙空間における科学実験や軌道上における宇宙船の修理などの試験も行う。
 習近平国家主席も酒泉衛星発射センターを訪れ、午後2時半ごろから3飛行士を激励した。その後もセンターにとどまり、打ち上げの様子を現場で参観した。
 注:同センターは最も近い都市である甘粛省酒泉市にちなんで命名されたが、所在地そのものは内モンゴル自治区内。(編集担当:如月隼人)≫

 このニュースとともに、日米の「島奪還作戦」が重大ニュースとして報じられている。これが中国から見ると、「尖閣問題」に関する挑発として受け取られているのだが、日本のメディアはそういう危機感をもって報じているのだろうか。とても気になる。