映像2ー瀋陽日記

 参議院選挙の敗北を宣言した後も、橋本徹大阪市長は共同代表に居座っていられるらしい。次の衆議院選挙に向けて戦うと宣言しているらしいので、僕のこの連載も途中でやめるわけには行かない。

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④ 韓国『中央日報』はこの件について社説を発表した。「日本の極右勢力はすでに理性を失っている。安部晋三橋下徹は恥ずかしげもなく日本の戦争の亡霊を引きずり出し、日本軍の侵略に対してまだ痛ましい記憶を懐いている隣国を激怒させた。」
橋下徹映像
⑤ 橋下徹は臆面もなく言った。「慰安婦」を強制した証拠はないと。良識ある人なら次のように問わざるを得ない。あの一つ一つの真実の歴史や一人一人の日本軍に強制された生きている女性は果たして証拠ではないのだろうかと。


第二次世界大戦中、日本軍に強制される「慰安婦」②
    註②軍人(もしくは軍属、銃剣を持った軍服姿)二名に連行される慰安婦(九名)の写真。うち一名は他の女性の肩ほどの背丈で、10才から12才ほどに見受けられる。手を前に組んでいるのは逃亡防止のため括られているためだ。

   秘匿されていた写真
⑥ 1950年の夏、雲南省騰冲に住む8才の男児熊維元はいつも通り自分の家の庭で鳥の巣穴をほじくっていた。
*熊家の庭の再現映像
   今回は、熊維元はとても力を使って、やっと壁の曲がり角の洞穴から鳥の巣をほじくり出した。ところが、まだ別のものがあるらしく、探ってみると少し冷たい。果たしてそれは鉄製の容器だった。中の音を聞いてみたが、入っている物は金属の物ではないようだった。
⑦ 熊維元は堪えきれなくて、その容器の中にいったい何が入っているのか知りたくて溜まらなかった。中にはドイツ「アグファ」社フィルムのマークを印刷した紙袋があった。
 
*AGFA PLATES FILMS PAPERS の紙袋の映像
⑧ 紙袋を開くと、中には数枚のネガフィルムが入っていた。熊維元は太陽にかざして見てみたが、慌ててネガを容器の中に放り込んで、すぐ“パン”という音とともにふたを閉めてしまった。この時の熊維元の小さな顔が真っ赤になっていた。 
  この数枚のネガフィルムが結局はどんな内容を写していて、熊維元にこんなに大きな反応を起こさせたのだろうか。