父母ー唐唐の日記

 「母は世界で一番いい人、母がいない子どもは、草のようにかわいそう」大嫌いな童歌だ。                  12月13日
 今日成績について母に電話した。やっぱり叱られた。母は泣きながら、自分の苦しさや私に対する期待など、いろいろなことをしつこく言った。
 「うるさい。百回も聞いたことを繰り返し喋るなんて、うるさい!」と思っているが「はい、はい、分かりました」と答えた。
 母は強い女だから、いつも私にも強くなることを希望している。つい、子どもの頃のことを思い出す。
 私が5歳ぐらいの時に父と母は離婚した。母は何も持たないで、一人で貧困生活を送った。当時は普通の医者として頑張って、現在は院長になった。一方、父はお金持ちから貧しい人になった。一日中何もせずにゴロゴロしていて、収入があるかどうかも、毎日何をしているかも知らない。小さい頃は父方の祖父母と一緒に暮らした(父は存在感がないから無視して)。
 祖母はおかしな人だ。おかしいと言えばちょっと失礼だが、それには理由が幾つかある。まず、うちの祖母は他の人のお祖母さんと違って、子どもが大嫌いだ。友達は一人も私の家に行ったことがない。祖母が「怖い」と言われていたので。
 そして、祖母はいつも他人と喧嘩をする。毎日、祖父と父と私と喧嘩をする。喧嘩をすると言うより、彼女に叱られる。どんな小さなことでも怖いほど大きな声で叱る。(続く)