祖母ー冲冲の日記

  12月17日
 先日、祖母と叔母が喧嘩をした。私から見ると詰まらないことだが、叔母が祖母に怒られた。
 最近、外祖母(母方の祖母)の調子が悪くて入院しているので、母は外祖母の看護をしている。だから、週末に家に帰ると叔母の家に昼飯を食べに行く。父は車で私を迎えに来るし、祖母は年を取って食事の用意ができなくなったからだ。
 祖母は今年、脳血栓のために、一ヶ月入院した。従姉の祖母(私の祖母は従姉の外祖母だ)が同じ脳血栓のためになくなったので、祖母はこの病気を怖がっていた。それに、祖母は悲観的な人で、毎日「死んだほうが良かった」といって、父母を困らせた。
 それから後は、昔から強情な祖母がもっと頑固になった。祖父と祖母は私が三歳の時に離婚した。二人とも頑固な人だったから。二人には三人の子どもがいた。二人の娘と一人の息子だ。男の子が大好きな祖母は孫の代の三人の女の子の中でも、息子の娘である私がいちばん好きだ。小さい頃からずっと私の面倒を見ている。
 三人の子女のうちで、長女の伯母は仕事で忙しい祖母のかわりに妹や弟の面倒を見る重荷を一人で背負った。彼女は祖母の性格の中の最も優しいところを持っている。祖母と喧嘩した叔母は次女だった。父の話によると若いときはきれいだが、性格の悪い女の子だったらしい。祖母の強情な性格を100%彼女が受け取った。父は一番小さいのでみんなが彼を甘やかした。父の性格は祖母とそっくりだ。
 そのお陰だろうか、祖母が怒っているときでも、彼は祖母を慰めることができる。
 でも、先日は父が仕事で寧夏に出張していたのだ。叔母の家から自分の家までの2分位の間、祖母は叔母への不満を私に言い続けた。私は聞くしかなかった。
 人は年を取るほどに子どもになる。祖母もこんな風になっている。だが、やっぱり困るな!